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歯周病は日本人の約8割がかかっている!?自覚症状がなくても定期検診を
2024.01.10(水)
こんにちは。
柏駅の歯医者・高野歯科医院です。
歯周病は、歯が抜ける原因の37%を占め、29%のむし歯に対してもっとも多くなっています。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯の喪失の原因」より) >
じつは多くの方がかかっている歯周病は、自覚症状がないまま進行している場合もあるため、定期的に歯医者で異常がないか確認することが大切です。
歯周病が進行すると起こること
歯周病は多くの方がかかっている病気ですが、自覚症状がないからと放置してしまうと身体にさまざまな影響を与えます。
歯が抜ける
歯周病による影響でもっとも多いのが、歯を失うことです。
歯の骨を覆っている歯肉が細菌感染を起こすと、歯ぐきが腫れたり、下がってきたりします。
進行すると、歯を支える骨である歯槽骨(しそうこつ)が溶けて歯がぐらつくようになり、最終的に歯が抜けてしまうのです。
全身疾患につながる
歯周病には歯が抜ける以外にも、身体への影響があります。
お口の中で繁殖した歯周病菌は、血液を介して全身をめぐり、さまざまな病気につながるリスクがあるのです。
歯周病が関連する疾患としては、糖尿病のほか、心疾患や慢性腎臓病、呼吸器疾患、骨粗しょう症、関節リウマチ、悪性新生物(がん)、早産・低体重児出産などがあげられます。
歯周病セルフチェック項目
歯周病はよく自覚症状がないまま進行するといわれますが、歯周病に関連する症状を感じている人も少なくありません。
以下のような症状がある場合、歯周病の可能性があります。
当てはまる項目がある方は、早めに歯医者を受診しましょう。
・歯肉の色が赤い
・歯と歯の間の歯肉が腫れぼったい
・歯磨きのときに出血する
・歯が長くなった気がする
・唾液がネバネバする
・歯がグラグラする
・口臭が気になる
最近歯医者に行っていない方はまず受診を
歯周病は歯を失うだけでなく、細菌が身体をめぐることでさまざまな疾患につながる可能性のある病気です。
歯周病の早期発見・早期治療でお口の健康を維持することが、全身の健康維持のためにも重要になります。
当院では予防に力を入れており、ご自分の歯を長く使っていただけるように診療を行っております。
「最近歯医者に行っていないな」という方は、柏駅の「高野歯科医院」にご相談ください。