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【小児歯科】むし歯予防のために!家でできる食習慣の見直しとむし歯になりにくいおやつ
2023.12.09(土)
こんにちは。
柏駅の歯医者・高野歯科医院です。
お子さまには、なるべくむし歯にならずに過ごしてほしいと思いますよね。
今回は、むし歯予防のためにご家庭でできる食習慣の見直しポイントとむし歯になりにくいおやつについてご紹介します。
むし歯になる原因は糖
甘い食べものが好きなお子さまは、多いですよね。
しかし、糖はむし歯の原因となるためとりすぎには注意が必要です。
年間の1人当たりの砂糖消費量が15kg程度まではむし歯の発症は抑えられていますが、15kgから35kgでは急激に増加することがわかっています。
また、砂糖を含むお菓子を食事のときのみ与えた場合にくらべて、食事時と間食時に分けて回数を増やした場合ではむし歯が増加しているというデータもあるのです。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「甘味(砂糖)の適正摂取方法」より) >
食習慣で気を付けたいこと
砂糖がむし歯の原因となるのがわかったところで、具体的に食習慣ではどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
おやつの時間を決める
むし歯菌がお口の中にいる時間が長くなるほど、むし歯になりやすくなります。
そのため、おやつの時間を決めるようにして、ダラダラと食べ続けてしまわないよう注意しましょう。
ジュースの飲みすぎに注意
身体によさそうな乳酸菌飲料や野菜ジュースも、じつは糖分が多く含まれています。
おやつの時間でないときの水分補給には、水やお茶を用意しましょう。
むし歯になりにくいおやつとは
具体的にむし歯になりにくいおすすめのおやつは、以下の通りです。
・砂糖の含有量が少ないもの(クラッカー、ウエハース、ビスケットなど)
・すぐ食べ終わるもの(ヨーグルト、果物、ゼリーなど)
・歯に付着しにくいもの(ナッツ、チーズ、おせんべいなど)
あくまでむし歯になりにくいものなので、これらを食べた後もしっかり歯磨きをしましょう。
このほか、砂糖の代わりにキシリトールという甘味料が使われているおやつを選ぶのもひとつの方法です。
砂糖と同様、とりすぎには注意が必要ですが、キシリトール入りのガムは唾液の分泌を促したり、口腔機能のトレーニングになったりします。
食習慣を見直してむし歯になりにくい環境に
毎日の食習慣でちょっとしたことに気を付けるだけで、むし歯になりにくくなります。
お子さまの歯を守るために、ご家庭での食習慣を見直してみましょう。
当院では、「むし歯になる前に防ぐ治療」に力を入れております。
今回ご紹介したような食習慣のアドバイスのほか、個人個人にあわせたご家庭での最適なお口ケアの方法などもお伝えしております。
気軽に、柏駅の「高野歯科医院」にご相談ください。