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【小児歯科】子どもの歯ぎしりが気になる!歯医者で治療したしたほうがいいの?
2023.07.27(木)
こんにちは。
柏駅の歯医者・高野歯科医院です。
お子さまが寝ているときにいきなり歯ぎしりをして、びっくりした経験はありませんか。
今回は、子どもの歯ぎしりが気になる保護者の方へ向けて、原因や対策についてご紹介します。
子どもの歯ぎしりはなぜ起こる?
歯ぎしりとは、睡眠時や無意識のうちに強い力で歯と歯をすり合わせる現象です。
歯ぎしりは、主に「かみ合わせ」と「ストレス」が原因と考えられています。
かみ合わせによる歯ぎしりは、特に歯の生え変わりの時期のお子さまによく見られます。
この場合、成長とともに症状が改善するケースが多い傾向にあります。
一方、ストレスによる歯ぎしりの場合、ストレスの原因を明らかにして、そちらの対処をすることで改善が期待できます。
歯ぎしりは治療すべき?
お子さまの歯ぎしりは、改善するケースも多いため心配しすぎる必要はありません。
しかし、場合によっては治療が必要となることもあります。
以下のような症状がある場合、歯科医院に相談しましょう。
・歯や顎に痛みが出ている
・歯がぐらつく
・歯がすり減っている
・永久歯が生えそろってからも歯ぎしりが続く
ご家庭でできる歯ぎしり対策
治療は必要ないとしてもなるべく歯ぎしりをさせたくない、と考える保護者の方もいらっしゃるでしょう。
歯ぎしりの対策として、ご家庭でできることには以下のようなものがあります。
姿勢をよくする
姿勢が悪い状態だと、首の筋肉が緊張しやすくなったり、顎がゆがんだりして歯ぎしりにつながる可能性があります。
正しい姿勢で筋肉のバランスが整うと、歯ぎしり予防にもつながるのです。
睡眠の環境を見直す
眠りが浅いと、歯ぎしりが起こりやすくなります。
睡眠の環境を見直すことも、歯ぎしり対策に効果があるでしょう。
たとえば、枕が高すぎて顎に力が入ってしまっていたり、寝返りが打ちづらく寝るときに同じ方向ばかりになっていたりしないか確認してみましょう。
安心できる環境をつくる
ストレスが歯ぎしりの原因となるため、ストレスを溜めない生活が歯ぎしり対策につながります。
保護者の方がお話を聞く、スキンシップをとるなどしてお子さまが安心できる環境を整えてあげましょう。
歯ぎしりを心配しすぎないことも大切
お子さまの歯ぎしりは、過度に心配しすぎないことが大切です。
しかし、痛みや歯のぐらつきなどがみられる場合は、早めに受診しましょう。
当院では、65年以上続く地域密着型の歯科医院で、小児歯科から一般歯科まで継続した診療を行っています。
女性医師がお子さまのペースに合わせて丁寧に診療を行いますので、お気軽に柏駅の高野歯科医院までご相談ください。