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【予防歯科】むし歯の子どもが半減?むし歯予防に効果的な「フッ素塗布」とは
2023.07.05(水)
こんにちは。柏駅の歯医者・高野歯科医院です。
むし歯を予防するために、歯医者で行っている処置のひとつに「フッ素塗布」があります。
フッ素塗布には、「乳幼児に定期的に継続して実施した場合、むし歯をほぼ半分に減少させた」というデータもあり、お子さまのむし歯予防の効果が高いのです。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物歯面塗布」より) >
フッ素塗布で歯の質が強くなる
フッ素塗布とは、歯の質を強くする効果のあるフッ化物を歯の表面に塗る処置のことです。
フッ素は自然界にも広く分布しており、水や海産物・肉・野菜・果物・お茶などほとんどの食品に微量ながら含まれているといわれています。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物利用(概論)」より) >
市販の歯磨き粉などにも含まれていますが、歯医者ではプロの管理のもとより高濃度のものを使用しています。
お子さまの歯は、大人の歯にくらべて歯の質が弱くむし歯になりやすいのが特徴です。
そのため、フッ素塗布で歯の質を強くすることがむし歯予防につながるのです。
フッ素塗布処置後に気を付けたいポイント
歯医者でフッ素塗布を行った後には、気を付けたいポイントが2つあります。
フッ素塗布後30分はうがいや飲食を控える
フッ素を塗ったら、歯に定着させるためにも30分程度はうがいや飲食を控えるようにしましょう。
食べものや飲みもので表面のフッ素が落ちないように注意することで、フッ素が定着して予防効果が高くなります。
毎日の歯磨きをきちんと行う
「フッ素を塗ったからもうむし歯は心配ない」と油断するのは禁物です。
フッ素はあくまでむし歯予防を助けるものという認識をもって、毎日の歯磨きは継続して丁寧に行うようにしましょう。
保護者の方が仕上げ磨きをして、磨き残しがないように心掛けましょう。
フッ素塗布でお子さまをむし歯から守ろう
むし歯は進行すると痛みを伴うだけでなく、お子さまの歯の成長にも影響を与える病気です。
フッ素塗布でむし歯を予防し、健康的なお口をめざしましょう。
当院では、お子さまがむし歯を理由に痛い思いをしないよう予防に力を入れております。
女性歯科医師がお子さまのペースに合わせて診療を行っていきますので、気軽に柏駅の高野歯科医院にご相談ください。