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学校検診・お子さまのお口の中①
2018.05.11(金)
こんにちは。柏駅の歯医者・高野歯科医院です。
ホームページをリニューアルし、ブログも始めることになりました。
お口に関すること等随時更新していきたいと思います。
記念すべき第1回目のテーマ、迷いましたが、時期的に学校検診をテーマにしてみました。
高野歯科医院では現在幼稚園、小学校、中学校の校医を担当しております。
近年検診を行っていて気になった点をいくつかご紹介致します。
まず、乳歯の時期ですが、むし歯予防に気を付けて頂いているご家庭が多いようで、治療されていない大きなむし歯がある子は少なく感じます。しかし、仕上げ磨きが離れてくる小学校中学年頃から急にむし歯の数が増えてきたり、プラーク(歯垢)が歯ブラシで上手に落とせておらず歯茎が赤く、血の出やすい状態になった歯肉炎をよく見かけます。歯ブラシが短時間でざっと終わってしまい、前歯は磨かずに終わってしまっているのだろうと推測できる状態もよく見かけます。柏駅・高野歯科医院でも歯に汚れを目立たせる色素を付けて歯ブラシ指導を行っておりますので、是非磨けているか確認しにいらしてください。
また、いつの間にやら永久歯が生えて来ており、乳歯が抜けないまま邪魔になってしまっていることもよくあります。5~6歳頃から早いお子さまで下の前歯や乳臼歯の奥から第一大臼歯が生えてきます。自然に乳歯がグラグラして抜けてくれればいいのですが、自然に生え変わってくれない時は歯並びに影響を及ぼす可能性もあるので、受診をお勧めします。